日本政策金融公庫で融資を受けることについて、ツイートしたら非常に多くの反響をいただきました。
DMで問い合わせや相談が非常に多かったので、途中ですが公開します!
5月19日現在、まだ融資下りていませんが、記事化の希望が多かったので先行してリリースします!
随時、内容を更新します!
融資のきっかけ
3つの理由から融資を検討しました。
- Amazon物販が自己資金では足らない
- プライベートと資金を分けて防御力を高めたい
- 本当に低金利( ◠‿◠ )
超低金利であることは、もちろん知ってましたが、シミュレーションすると、非常にコスパがいいことに気がつきました。
ぶっちゃけいくら借りれる?
これは公庫との面談後に出会った、商工会議所の担当の方の方は、日本政策金融公庫の担当者の方に、融資額について詳細を伺ったところ、
Amazonに限らず、個人事業主レベルでの初融資は200万円が上限のようです。
もちろん、実績を積んだ方であれば、その限りではないようです!
日本政策金融公庫の融資を受けたスケジュールを公開!
それでは、私が日本政策金融公庫へ融資を申し込んだ手順と準備物について、解説していきます。
⓪商工会・商工会議所に相談する
まずは商工会議所に、事業の相談という形で融資の相談をすることをオススメします。
理由はいくつかあります。
- 事業の相談を何でもできる!
- 日本政策金融公庫よりも安い融資制度が実は多い
- 融資ではなく、先に補助金制度の対象となる可能性がある
商工会議所で無料相談して、地域の情報を得つつ、本当に日本政策金融公庫で融資を受けるべきかを確認しましょう!
①創業計画書(+補足資料)を作成する
まずは創業計画書を作成する
創業計画書をダウンロードしましょう!
内容については、ググったら例がたくさん出てきますが、ここでは私の書いた考え方を軽くまとめておきます。
1.創業の動機
本業のある方は軽く歴を書いておくといいでしょう。融資を受けるということは返済能力がどれだけあるかを見られます。やはり、会社員であることを明記することで多少有利になるかもしれません。
あとは前向きな動機を記載しましょう!Amazonあるあるですが、「キャッシュが厳しいから!」なんて書くよりも、仕入先の拡大など前向きな動機を書くといいと思います。
2.経営者の略歴等
私は副業(事業)の略歴・実績を記載しました。もちろん、本業の略歴でもいい気がしますが、事業の礫の方が優先度が高いと思います。
略歴の場合は、コミュニティ、コンサルなども記載してもいいかなと思います。
3.取扱商品・サービス
「取扱商品・サービスの内容」については、「Keepa」の「SELLER METRICS」からジャンル別のレーティングを記載しました。
「競合・市場など企業の取り巻く状況」が難しいところかと思いますが、
私はAmazonのプラットフォーム上の特徴や副業の環境などを書きました。
4.取引先・取引関係等
現在の仕入れ先と販売先を書くようにしましょう。
納品代行と契約している場合は、それも書くようにしましょう。
5.従業員数
雇ってる方がいれば記載しましょう。
6.お借り入れの状況
カーローン、住宅ローンなどを書くようにしましょう。
ちなみに私の契約しているKINTO(カーリース)はローンではありませんので記載しておりません。
7.必要な資金と調達方法
「運転資金」か、「設備資金」か、事業計画に対して必要な資金をを記載しましょう!
おそらくこの記事をご覧の方は物販の「運転資金」が必要な方が多いと思います。
右には自己資金、運転資金に対して不足している資金(希望融資額)を「日本政策金融公庫、国民生活事業からの借入」に記載しましょう。
8.事業の見通し
既に開業していて、確定申告をしてる方は、それを元に創業当初を記載するといいでしょう。
また確定申告の中に、今回の融資と異なる別事業(アフィリエイト、海外販路など)してる場合は、その分を引いた金額を記載すると、面談時に説明がスムーズになると思います。その旨を右の空白に記載しておけば大丈夫だと思います。
「1年後または軌道に乗った後」の列には、希望額の融資が受けられた場合に現実的に可能と思われる金額を記載しましょう。その際の根拠を右の空白に書きましょう。
9.自由記述欄
私は今後の事業展開と熱い思いを書きました!
補足資料は必須!?→結論、必須だと思います。
創業計画書だけでは、下記の点が説明不十分かと思います。
- 「必要な資金」の根拠(Amazon物販のキャッシュフローが悪いことなど)
- 今後の事業展開の見通し
「必要な資金」の根拠
創業計画書のテキストだけでは、なかなか説明しづらい点も多いと思うので、補足資料を作成しておくといいでしょう。
私はAmazonの販売フローを記載して、注文〜引当金入金までの期間を明示することで、
資金繰りが悪化する詳細を説明し、事業規模拡大へ向けて、必要(欲しい)な販売期間から融資希望額を記載しました。
今後の事業展開の見通し
融資を受けた後、どういう事業展開となり、売り上げや利益の推移をまとめておくといいでしょう。
創業計画書にも「8.事業の見通し」はありますが、松竹梅の3パターン準備することで、より分かりやすく説明できると思います。
②面談をする
インターネットで面談申込をする
創業計画書が完成したら、「24時間365日受付中インターネット申込」をしましょう!
必要事項を記載していきましょう。
お申込金額:創業計画書で記載した融資希望額を入力しましょう
ご希望の返済期間:一般的に融資期間については、運転資金は5〜7年、設備資金は7〜10年となります。ただ、事業内容により大きく変化するところだとです。
電話を待ち面談日を決定する
資料提出が完了して、数日で電話がかかってくるので、面談日を日程調整して決めましょう!
面談までに必要な資料を準備する
面談日の調整電話の際に、必要な資料を伝えられるので、面談日までに準備しましょう!
ここでは私が準備した資料をまとめておきます。(★が電話で依頼された資料)
- 名刺(出来れば・・・)
- 補足資料
- ★R4確定申告書
- ★R4確定申告の納税の明細
- ★R4源泉徴収票・直近の給与明細
- ★賃貸借契約書
- ★直近3ヶ月分の売り上げがわかる資料 ※手書きでも可
- ★取引のある銀行の6ヶ月分の明細 ※ネットバンクの場合はスクショやpdfでも可 など
面談をする
当日は、服装は私服で行きましたが、スーツでもOKだと思います。
ご自分の事業で使ってるユニフォームがあれば、それでも問題ないようです。
基本は創業計画書の内容から担当の方が質問されるので答えていきましょう!
必要に応じて、補足資料を見せて説明するようにしましょう!
③融資結果を待つ
だいたい面談から1〜2週間程度で結果の電話が来ます。
上記で記載した通り、大抵の場合は、上限200万円が初融資の目安となるようです!
④資料の返送をする
郵送されてきた資料をもとに下記の資料を記載及び準備の上、返送しましょう!
- 返送用封筒
- ご融資のお知らせ・借用証書
- 印鑑証明書(借主・連帯保証人の方全員分)※ご融資日から3ヶ月以内のもの
- 送金先の口座の預金通帳、当座照合表
- 収入印紙(融資額200万円なら2,000円分)
- 自動振込利用申込書
- (ご融資条件欄に記載された書類)
⑤入金を待つ
「④資料」が日本政策金融公庫へ届いてから、4営業日以内に振り込まれます。
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