請求書や販売許可書の提出
まず、メーカー・卸業者が発行した請求書あるいはメーカーの販売証明書、またはその両方どちらか制限解除に求められる書類を用意します。(メーカーまたはブランドからの販売を許可する書類→いわゆる販売許可証)
販売許可証は食品や化粧品・医薬品・家電製品などで必要になる場合があります。
領収書やレシートで解除できたという情報もありますが、基本的には請求書で解除する必要があります。
メーカーでも卸業者でも問い合わせて請求書を用意してもらうことになります。
この請求書では、商品が正規ルートから仕入れているものかどうかを示すものでしっかりと仕入れ先と仕入れた商品が正しく書かれていなければいけません。
そのほか、提出する書類には
・180日以内に発行されたもの
・出品用アカウントの情報と一致する名前と住所を入力すること
・メーカーまたは販売業者の名前と住所が含まれていること
・合計10点以上の購入表示
・メーカー/卸業者が発行した請求書・ブランドが発行した商品画像
が記載されていることが必須です。
ちなみに、手書きの領収書は偽造と疑われてしまうケースが多く、NGです。
ただ、価格情報は省略可の場合もあります。
また、
- コンピューターで作成された画像ではなく、実際の写真であること
- 商品またはパッケージのすべての側面がはっきりと表示されていること
- 型番、商品名、またはその両方を記載すること
- 法人またはメーカーの名称と所在地を記載すること
- 重要な情報は現地の言葉で表示する必要があります
もしっかりと確認の上必要となります。
商品のカテゴリーによって必要な書類が変わります。
また、販売許可証に関しては個人での取得はハードルが高いとされます。
一応、請求書がもらえるサイトとして
・サウンドハウス(ソニー)
・ネットシー(パナソニック、ドラッグストア関連の局所用製品)
・ヨドバシドットコム(バッファロー、ニコン、カシオ)
・カワダオンライン(任天堂、レゴ、タカラトミー)
などになります。
もし、店舗にて領収書が却下される場合は法人担当がいる店舗にて請求書をもらえる可能性があります。
ここからは申請方法をご紹介します。
Amazonセラーセントラルにログイン後、出品申請のページを開きます。
右上の検索窓に、申請したい商品やブランド名を入力します。
表示された中で希望する商品の「出品制限が適用されます」をクリックします。
すると「出品制限が適用されます」の下に「出品許可申請」と出るためボタンをクリックします。
続いて表示される「出品許可を申請する」をクリックします。
連絡先など必要事項を入力していきます。
連絡先としてメールアドレスと日中連絡が取れる電話番号を用意します。
必要書類に当てはまるようにチェックをいれ、書類の提出をします。
また、要件を満たした商品のパッケージ画像もアップロードかファイルを移動させます。
審査は、1~2営業日で完了しますが、不備などがあれば審査に時間がかかります。
無事審査に通過することで出品制限が解除されて新品・中古問わず出品ができます。
審査に通過するとその旨のメールが届いて出品ができるようになりますが、稀にメールが届かず出品できるようになっています。
本当に出品が許可されたかは出品申請のページを開き「許可済み」に申請した商品名等が出ると申請されていることになります。
ただ、審査通過後もアカウント開設1年未満の人は真贋調査がされる可能性があります。
真贋調査されるケースとしては、
- 真贋品を販売した
- ユーザーから通報された
- ランダムチェック(アカウント開設1年未満のアカウントに多い)
となっており、ランダムチェックが一番多く、アカウントを開設して1年未満のアカウントの場合、新品コンディションで商品を販売していると、ランダムチェックが来る可能性があります。
このようなランダムチェックを避けるのであればメーカーの制限を解除しても、1年経過するまでは中古メインで商品を販売していくことが必要です。
書類提出が不要で出品制限を解除
Amazonにて販売実績を積み上げると請求書や販売許可証などがなくても出品制限を解除することができます。
具体的な販売実績については公表されていませんが、半年程度安定して販売すると販売実績を積み重ねたとされています。
Amazonに信頼されている場合は、「出品申請」のボタンを押すだけで出品制限を解除することができるため、もし出品制限を解除したい場合はダメ元でも押してみると良いでしょう。
また、商品のコンディションが中古の場合も書類提出が不要で出品制限を解除できます。
出品解除申請用の請求書を確実に入手する方法
メーカーと契約して仕入れることで、小売業者を通さず直接商品を仕入れるため出品規制を簡単に解除することができます。
ただ、メーカーと契約して仕入れるには営業をしなければならず、発注も多くなるため資金がある程度必要です。
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