フリマサイトは、いまや誰もが使っていて、自分の不要になった物をいつでも出品して売れる便利ツールです。
しかし、手数料や配送方法など、それぞれのサイトによって異なる点が多く、どれを使うか迷ってしまうこともありますよね。
そこで今回は、4大フリマ(メルカリ、ラクマ、PayPayフリマ、ヤフオク)の徹底比較を行い、それぞれの特徴や違いを解説します。
自分に合った、フリマアプリの選び方の参考にしてみてください。
4大フリマを徹底比較!
ここでは、4大フリマを以下の4点について、表で比較します。
- 販売手数料
- 出金手数料
- 決済方法
- ポイント利用
4大フリマの特徴を紹介!
ここでは、4大フリマの特徴について解説します。
各フリマサイトの特徴をしっかりと把握し、購入時・売却時に損をしないよう注意しましょう。
メルカリ
メルカリは、4大フリマの中で最も知名度が高く、ユーザー数2000万人もいる大人気のフリマサイトです。
売上金は、メルペイとしてさまざまな店舗で利用できます。
ユーザー層
メルカリのユーザー層は、10代~40代が中心で、男性よりも女性ユーザーの方が多いです。
売れやすい物
メルカリは、さまざまなジャンルの商品を取り扱っていますが、特に以下の物は人気が高いです。
- ブランド品
- 衣類
- ファッション
- ベビー
- キッズ
- コスメ
- ハンドメイド
- 雑貨
新品・中古品を問わず取引がされていて、正規品よりも安く購入できるケースもあります。
メリット
メルカリ最大の特徴は、ユーザー数の多さです。
月間ユーザー数は約2000万人もいて、フリマサイト業界ではトップです。
出品した商品は、多くの人の目に触れるので、売れやすいです。
デメリット
メルカリは、年齢制限がないので、中高生などの10代と取引する可能性があります。
取引を行なう際は、お金や個人情報を取り扱うので、慎重に行動しましょう。
「らくらくメルカリ便」などの匿名配送を利用すれば、出品者・購入者の双方が個人情報を知られずに取引ができます。
こんな人におすすめ
メルカリは以下のような方に、おすすめです。
- 貯まった売上金をメルペイで使いたい
- 商品を早く売りたい
- 多くのユーザーに商品を見てほしい
ラクマ
ラクマは「楽天」が運営するフリマサイトです。
売上金などを楽天ポイントに変換して、楽天のサービスで使用できるので、楽天経済圏の方にとっては、扱いやすいサイトです。
ユーザー層
ラクマとメルカリのユーザー層は似ており、特に20代~30代の女性が中心です。
売れやすい物
ラクマは、以下の物が売れやすいです。
- ブランド品
- ブランドファッション
理由としては、ラクマの前の「フリル」というフリマサイトで、ブランド品の売買に力を入れていたからです。
メリット
ラクマの販売手数料は6.6%と、メルカリの10%に比べて安く、同じ商品を売却する場合は、ラクマの方が利益が高くなります。
また、ラクマは楽天グループのサービスなので、売上金を楽天キャッシュなどに交換して、各サービスで利用できます。
デメリット
ラクマのユーザー数は月間約500万人と言われており、メルカリの4分の1程度しかいません。
その結果、商品が目に留まる確率が少なくなり、メルカリに比べて商品は売れにくいです。
こんな人におすすめ
ラクマは、以下のような方におすすめです。
- 販売手数料を抑え、少しでも利益を高くしたい
- 楽天経済圏を利用している
- ブランド品を売却したい
PayPayフリマ
PayPayフリマは、「PayPay」が提供しているフリマサイトです。
2019年にサービスが開始されており、4大フリマの中では一番遅いです。
売上金などをPayPayポイントに変換して、PayPayのあらゆるサービスで使用できるので、PayPay経済圏の方にとっては、扱いやすいです。
ユーザー層
PayPayフリマのユーザー層は、40代以降が中心で、特に40代・50代が多く、女性よりも男性ユーザーの方が多いです。
売れやすい物
PayPayフリマは、以下の物が売れやすいです。
- IT機器
- 家電
- アップル製品
- スポーツアイテム
男性ユーザーが多いため、このような結果になります。
メリット
PayPayフリマの販売手数料は5%と安く、メルカリの10%と比べるとかなりの差があり、フリマ業界で一番安いです。
利益をしっかりと出すため、どのフリマサイトを利用するか考えたとき、手数料は重要なポイントです。
各フリマサイトの手数料は、しっかりと把握しておきましょう。
デメリット
PayPayフリマのデメリットは、出品者が送料を必ず負担しなければいけない点です。
他のフリマサイトでは、出品者か購入者のどちらが負担するか選択できますが、PayPayフリマではできません。
出品するときは、販売手数料と送料を計算し、どのフリマサイトを選ぶか、しっかりと考えましょう。
こんな人におすすめ
PayPayフリマは、以下のような方におすすめです。
- 販売手数料を抑え、利益を高くしたい
- PayPay経済圏を利用している
- IT機器、家電を売りたい
ヤフオク
ヤフオクは、ネットオークションサイトの老舗で、さまざまジャンルの商品を取り扱っています。
売上金はPayPayとして、他のお店使えるのが特徴です。
ユーザー層
ヤフオクのユーザー層は、40代以降が中心で、特に40代・50代の男性ユーザーが多いです。
売れやすい物
ヤフオクは、以下の物が売れやすいです。
- IT機器
- 高額家電
- アップル製品
- レア商品
- ビンテージ商品
メリット
販売方法は、フリマ形式(販売価格を事前に決めている)かオークション形式(入札するたびに値段が高くなる)を選べます。
オークション形式では、レアな商品がどんどん値段が上がるケースもあるので、期待以上の結果になることもあります。
デメリット
Yahoo!の会員でないとサービスを開始できなかったり、Yahoo!プレミアム非会員は手数料が高かったり、使えない機能があるなどのデメリットがあります。
こんな人におすすめ
ヤフオクは、以下のような方におすすめです。
- オークション形式で出品したい
- 時間をかけても良いからじっくり売りたい
- IT機器、家電、レア商品を売りたい
4大フリマサイトの匿名配送の送料は?
フリマサイトを利用するときに、注意しなければいけないのが送料です。
各フリマサイトでは、独自の配送方法を利用でき、匿名で配送することができます。
ここでは、匿名配送の送料を比較していきます。
メルカリ
メルカリの送料は、下記のとおりです。
らくらくメルカリ便
送料 | |
ネコポス | 210円 |
宅急便コンパクト | 450円(税込) ※別途専用BOXの購入に70円(税込)かかります。 |
宅配便 | 60サイズ:750円 80サイズ:850円 100サイズ:1050円 120サイズ:1200円 140サイズ:1450円 160サイズ:1700円 |
ゆうゆうメルカリ便
送料 | |
ゆうパケットポスト | 215円 ※下記のいずれかが別途かかります。 発送用シール代:20枚入り 100円専用箱:65円 |
ゆうパケット | 230円 |
ゆうパケット プラス | 455円(税込) ※別途専用BOXの購入に 65円(税込)かかります。 |
ゆうパック | 60サイズ:770円 80サイズ:870円 100サイズ:1,070円 |
梱包・発送たのメル便
- 80サイズ:1,700円
- 120サイズ:2,400円
- 160サイズ:3,400円
- 200サイズ:5,000円
- 250サイズ:8,600円
- 300サイズ:12,000円
- 350サイズ:18,500円
- 400サイズ:25,400円
- 450サイズ:33,000円
ラクマ
ラクマの送料は、下記のとおりです。
かんたんラクマパック(日本郵便)
送料 | |
ネコポス | 200円 |
宅急便コンパクト | 530円(税込) ※別途専用BOXの購入に 70円(税込)かかります。 |
宅配便 | 60サイズ:800円 80サイズ:900円 100サイズ:1150円 120サイズ:1350円 140サイズ:1500円 160サイズ:1500円 |
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)
送料 | |
ゆうパケットポスト | 175円 ※下記のいずれかが別途かかります。 発送用シール代:20枚入り 100円専用箱:65円 |
ゆうパケット | 180円 |
ゆうパケットプラス | 380円 ※別途専用BOXの購入に 65円(税込)かかります。 |
ゆうパック | 60サイズ:700円 80サイズ:900円 100サイズ:1150円 120サイズ:1350円 140サイズ:1500円 160サイズ:1500円 170サイズ:1500円 |
PayPayフリマ・ヤフオク
PayPayフリマとヤフオクの配送方法は同じで、送料は下記のとおりです。
おてがる配送(日本郵便)
送料 | |
ゆうパケットポスト ※ヤフオクでは利用不可 | 175円 ※下記のいずれかが別途かかります。 発送用シール代:20枚入り 100円専用箱:65円 |
ゆうパケット | 175円 |
ゆうパケットプラス ※ヤフオクでは利用不可 | 380円 ※別途専用BOXの購入に65円(税込)かかります。 |
ゆうパック | 60サイズ:700円 80サイズ:800円 100サイズ:1000円 120サイズ:1100円 140サイズ:1300円 160サイズ:1600円 170サイズ:1800円 |
おてがる配送(ヤマト運輸)
送料 | |
ネコポス | 170円 |
宅急便コンパクト | 380円(税込) ※別途専用BOXの購入に 70円(税込)かかります。 |
宅配便 | 60サイズ:700円 80サイズ:800円 100サイズ:1000円 120サイズ:1100円 140サイズ:1300円 160サイズ:1600円 180サイズ:2000円 200サイズ:2400円 |
まとめ
各フリマサイトは、販売手数料、ユーザー層、ユーザー数などの特徴が異なります。
商品を売却するときには、早く売りたいのか、高く売りたいのか、匿名で売りたいかなど、自分の目的に合ったフリマサイトをよく考えて、選んでみてください。
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